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Hungry Eyes♪ Wonderland [今日の一曲]

相も変わらず DIGNITY をヘヴィロテで聴いているんですが、"Dreams Never Die" で思い出したバンド WONDERLAND を久々に聴いたので、今日の一曲はこれで。

"Hungry Eyes" by Wonderland
 from album [Is This...] (1997)

ツイン・ギターにキーボードを含むスウェーデンの6人組が遺した唯一のアルバムから、3曲目収録のミディアム・スローな曲。

クリーンなアルペジオから始まって、泣きのバラード風に展開するかと思いきや、ズッシリと重いリズムとズ太いギター・リフが入ってきて、それをバックに今ひとつ盛り上がりに欠ける歌メロが流れる……と書くと駄曲みたいに思えるんですが、この煮え切らないメロディ展開が80年代の北欧メタルっぽくて、グイグイとツボを刺激してくれます。

このアルバムには、キーボードのリフが印象的な "Lifewire" という曲があって、ベスト・トラックとして薦めるならそっちなんですけど、「好きな曲は?」と聞かれたら、やっぱこの曲を挙げますね。

改めて聴き比べてみると、"Dreams Never Die" とはテンポもメロディも違っていて、曲自体は全然似てなかったりします。共通点は、地味な曲ってのとアルペジオのイントロくらい。で、両曲とも北欧臭さがプンプン漂うと。

キーとドラムは、ミニ・アルバム一枚のみで消えた、あの TWILIGHT PROJECT に参加していた人達で、人脈系マニアにはそっちのほうが興味深いかもしれません。
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Cold Winter Night♪ Erika [今日の一曲]

もう梅の花がチラホラと咲き始めて、春は目前といった今日この頃。2月になってしまって暦的にはちょっと遅すぎた感もありますが、まだまだ寒い日が続いているということで、今日の一曲はこれです。

"Cold Winter Night" by Erika
 from album [Cold Winter Night] (1990)

スウェーデンの女性ポップ・シンガー Erika Norberg の 1stアルバムに収録されたアップテンポなナンバー。

世間一般のメタラー的には、やはり当時の婚約者(後に結婚 ⇒ 離婚)だった Yngwie Malmsteen がギター・ソロをプレイしている "Emergency" なのでしょうが、アルバム・タイトル曲でもあるこの曲が個人的には最も気に入っています。

とにかく歌詞といい曲調といい、これ以上にないくらい北欧テイストに満ちた一曲で、長く厳しい冬を実体験として味わっている北欧人だからこそ創り得る、「これぞ北欧!」な名曲。寒い冬に聴いて歌詞の世界を味わうも良し、蒸し暑い夏の清涼剤として聴くも良し、すでに何年もの間、夏冬の “My定番”となっています。

ギターは現 TEARS OF ANGER の Benny Jansson が担当しており、キーボード主体の楽曲ではありますが、ソロでは彼のテクニカルなプレイを聴くことができます。

ま、なんと言っても、やっぱ曲ですけどね。

YouTubeで聴く

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Dreams Never Die♪ Dignity [今日の一曲]

今年は音楽ネタも色々とアウトプットしたいなぁと考えているんですが、CDアルバムの感想を書くどころか、一枚を集中して聴くことさえ儘ならないような、心身ともにゆとりのない日々を送っているので(大袈裟に書いてますよ)、「今日の一曲」として一曲単位で書き綴ってみることにしました。曲の感想書いてるうちに、アルバムの感想もまとまるかも、という思惑もあったりします。

「今日の一曲」と言っても毎日書けるはずもなく、例によって更新は不定期かつ途中で無期限停止状態になることもあるかと思います。というより、そうなる可能性大なんですが、まぁ個人のブログだし勝手気ままにやります。

で、最初だから何か思い入れのある曲でも……とは思ってみたものの、選んでるうちにモチベーションが下がっちゃいそうなので、手っ取り早く最近聴いているアルバムから。


"Dreams Never Die" by Dignity (MySpace)
 from album [Project Destiny] (2008)

スウェーデン人シンガーを擁するオーストリアの5人組、1stアルバム4曲目収録のミディアム・アップテンポな曲。

アルバム全体から見ると比較的地味な曲だし、決してベスト・トラックとは言えませんが、雨音のSEに導かれて静かに流れ出すピアノ、そして叙情的な泣きメロのフックに思わずグッときます。まさに古き良き「北欧メタル」の魅力を再現したような曲ですね。

イメージ的には初期の EUROPE がやりそうな曲なんですけど、最初に聴いて思い出したのは、かつて「Is This...」というアルバムをリリースした WONDERLAND。実際には WONDERLAND のどの曲よりも強烈に泣きを発散してるし、曲自体も魅力的なんですけど、なんとなく雰囲気が似てるような。でもって中間部のキーボード(だけ)は、FORTUNE の "Eyes Of Ice" もしくは Yngwie Malmsteen の "What Do You Want" のイントロか。

歌メロの魅力に比べてギター・ソロが今ひとつ淡白だったり(速いパッセージで切り込んでくるようにソロが始まるとカッコ良かったのに)、余韻が欲しいのにエンディングが唐突だったりと、全く不満がないってわけでもない。でも、個人的ツボにハマった印象的な曲なのは確かで、「北欧メタル」のお好みプレイリストを作る際の候補として、是非とも記憶に留めておきたい一曲です。

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